感染症対策
感染防止プロトコル
当院しんまつど駅ノ歯科では、開業以来、エビデンスに基づく医療(Evidence Based Medicine)と、全ての患者さんが感染症を持っていることを前提とした標準予防策(Standard Precaution)を採用し、感染防止対策や歯科治療に取り組んでいます。
Covid-19の確実なエビデンス(証拠)
- 咳等により発生したウイルスを含んだ飛沫を吸引し、粘膜に触れ感染する。
- ウイルスが付着している手指で口・鼻・目等の粘膜に触れ感染する。
- 発症後、多くの場合は発熱や咳等の症状で収まる。
- 発症まで潜伏期間は1~17日で、平均5~6日。
- 感染しても30~50%症状が出ない。
- 空気の流れのない空間の水分を含まない軽いエアロゾルは約3時間浮遊している。
- 水分を含む重いエアロゾルは発生後浮遊せず地面へ落下する。
院内感染予防として、普段から行っている取り組み
- マスクとグローブ(医療用ゴム手袋)、ゴーグルの着用。
- 診療台毎に医療用空気清浄機を設置。
- グローブの患者さんごとの交換。
- 待合室への空気清浄機の設置。
- 患者さん用のエプロン、コップは使い捨てにし、患者さんごとに廃棄。
- スタッフの頻繁な手洗いと手指消毒。
- 治療器具は、ドリル等のハンドピースを含め患者さんごとに交換し、消毒滅菌。診療台や操作パネル等の消毒液による清拭。
感染症対策のための設備
-
エアロゾルの停滞を阻止
診療台ごとに空気清浄機とサーキュレーターを配置し、さらに窓を開放して空気の流れを作ることで、浮遊するエアロゾルの停滞を防いでいます。
-
水消毒システム
治療に用いる水は、水消毒システムによって除菌されています。
-
非接触式検温サーモカメラ
御来院いただいた方には自動検温を実施しております。
-
オートアルコールディスペンサー
入り口および各診療台に手指消毒用のアルコールを設置し、消毒を実施しています。
歯科医院で患者さん側の感染で注意すべき場面
Point
01
患者さんが患部を歯医者に教えるために口の中を指差しした後に、
アルコール消毒等をせずにドアノブ等に触れる。
当院での対策
来院された患者さん全員に、術前術後の手指アルコール消毒を実施しています。また、30分ごとに患者さんが触れるドアノブなどを適切な濃度の次亜塩素酸で消毒しています。
Point
02
ウイルスが付着しているかもしれないドアノブ等を触れた後に
患者さん自身の口・鼻・目等の粘膜に触れる。
当院での対策
患者さんにはマスクの着用をお願いし、目、鼻、口の粘膜に触れないよう推奨しています。
Point 03 待合室で他の患者さんの咳等で発生したエアロゾルを吸引する。
当院での対策
待合室には空気清浄機を設置し、ドアを開けて空気の流れを作り、エアロゾルの停滞を防いでいます。
Point 04 他の患者さんの治療の際に発生したエアロゾルを吸引する。
当院での対策
当院しんまつど駅ノ歯科では、診療台を半個室・個室に分け、2m以上の間隔を保って配置しています。エアロゾルの発生を抑えるためにバキュームを使用しています。また、各診療台に空気清浄機とサーキュレーターを設置し、窓を開けて空気の流れを作り、浮遊するエアロゾルの停滞を防止しています。ドリル使用などで発生し床に落ちた重いエアロゾルは、床拭きなどで清掃しています。さらに、口腔外バキュームで飛沫や切削片の拡散を防いでいます。
※医療従事者はマスク、シールド、ゴーグル、グローブ装着しており、元来患者さん側への感染は起こらない、起こしてはならないと考えています。