小児歯科
お口の健康増進
生涯天然歯で過ごすために
小児歯科とは
子どもの頃に嫌な思いをしてしまうと、大人になってもその感情を引きずってしまいます。そうなってしまうと歯医者に進んでいこうと思わなくなり、歯だけでなく、体全体の健康にも悪影響を及ぼしてしまうこともあります。
当院では、決して無理強いはいたしません。お子さんのペースに合わせて、少しずつ段階を踏んで治療を進めていくことが最も大切だと考えています。
また、虫歯がなく、削らないに越したことはありません。そのため、当院では、フッ素塗布やシーラントといった予防にも力を入れています。
当院の小児歯科5つのポイント
Point 01 保育士さん在籍・託児室併設
「こどもと一緒だと迷惑かも」「1人で遊ばせておくのが心配」
こうしたお悩みから、歯科医院に来たくても足が遠ざかってしまっている親御さんも多いはずです。
当院は保育士が在籍しており、託児室も併設しております。
親御さんの診療中は、保育士が責任をもってお子さんをお預かりします。託児室はおもちゃや絵本もたくさんありますので、待ち時間を楽しく遊んでお待ちいただけます。
どうぞ、ご家族皆さんでご来院ください。
Point 02 親子で夢中になれるキッズスペース
キッズスペースはこどもだけのもの、と思っていませんか?
当院のキッズスペースは、お子さんと親御さんが一緒に楽しめるように、レトロなテレビゲームもご用意しております。
もちろん、おもちゃや絵本もたくさんご用意しておりますので、お子さんだけでも楽しくお過ごしいただけます。
Point 03 ママさんスタッフが多数在籍
当院はママさんスタッフが多数在籍しておりますので、お子さんの治療のアシストや、親御さんの治療中のお世話まで安心してお任せください。
同じく子育てを経験したスタッフですので、歯科に限らず、幼稚園や学校などの育児相談をしていただいたり、お子さんのお話しもぜひお聞かせください。
Point 04 お子さんに合わせた優しい診療
当院の小児歯科治療では、
Tell・show・Do法(何をするかお話して、使うものをお見せして、実際に一緒に取り組んでみるという方法です)を取り入れています。
お子さんの不安や怖い思いを軽減できることから、小児歯科専門歯科医院では、よく取り入れられている手法です。
また、指しゃぶり等の口腔機能訓練も実施しておりますのでお気軽にご相談ください。
Point 05 小児矯正もお任せください
月に2回(平日1回、土曜1回)、大学病院で矯正歯科を専門にしている歯科医師を呼んで、矯正治療を行っています。
矯正治療の適切なタイミングは目安はあるものの、歯並びの状態が関係するため、正確な時期は十人十色です。相談を行っておりますので、お子さんの歯並びが気になられましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
お子さんの歯の治療
虫歯治療、予防治療、外傷(ケガ)治療など、
お子さんのお口周りでお困りのこと、気になることがありましたらご相談ください。
「歯医者さんに慣れること」が虫歯を少なくする第一歩です
当院はいきなり治療を始めることはありません。まずは「歯科医院は嫌な場所じゃない」ということをお子さんに実感してもらうことから始めます。
歯科医院の場所に慣れてきたら、椅子に座ってもらう、お口を触らせてもらう、一緒に歯磨きをする…と少しずつ段階を踏んで治療を進めていきます。
もし、今、歯医者さんが苦手になってしまってお困りのお子さんがいらっしゃいましたら、当院にご相談ください。一緒に克服していきましょう。
虫歯の治療
残念ながら虫歯があった場合は、CR(コンポジットレジン/歯科用プラスチック)を使った治療を行います。
虫歯を取り除いた場所に、直接CRを充填し、詰める方法です。金属の詰め物よりも歯にかかる負担が少なく、見た目も天然の歯とほとんど変わらない仕上がりになります。
外傷の治療
歩きはじめたお子さんは、転んで歯をぶつけることがよくあります。
ぶつけてからすぐに処置が必要な場合もあるため、気が付いたらお早めにご連絡ください。
歯並びの治療
矯正歯科医による小児矯正歯科を行っております。
歯列矯正は大人になってからでも十分できますが、子どもの頃に矯正治療を行うことで、お口にかかる負担が少なく治療できることがあります。
お口の中で目立ちにくい、歯の色になじむ半透明の装置(レジン・プラスチック)、白色のワイヤーの扱いもあります。
お子さんの歯の予防
予防歯科は健康だけでなく、時間やお金も守ります。
長期的な健康維持のために
乳歯でも、虫歯は作らないに越したことはありません。もしできてしまっても、次に作らないようにすることでお子さんの健康を守ることができます。
「虫歯はない」と思いこまずに、定期的に歯科医院を受診し、プロの目で虫歯の有無や、口腔ケアの状態を確認することが大切です。
乳歯の虫歯の特徴
乳歯の虫歯はご家庭では見つけにくく、また進行が早いことが特徴です。
乳歯が虫歯になってしまうと、永久歯も虫歯になりやすくなる、歯並びが悪くなるなどの成長に影響が出ることもあります。また、歯や顎は全身の成長にも非常に重要で、お口の健康状態が悪影響を及ぼす可能性もあります。
お子さんの予防で行うこと
定期的な通院で、虫歯の有無の確認、歯垢や歯石の清掃、歯みがき指導、フッ素塗布、必要に応じてシーラントなどを行います。
口腔内の状態は2~3ヵ月で変化し、6ヵ月もすると大幅に変わってしまいます。個人の口腔環境に適した間隔で定期検診をご案内いたします。
フッ素塗布
フッ素は、ミネラルの一種で歯の表面のエナメル質を強化する性質をもった物質です。
乳歯や生えたての永久歯は軟らかく、虫歯になりやすい状態です。フッ素を塗布することで歯が硬くなり、虫歯を防ぐことができます。
生後6ヵ月から塗布可能です。
虫歯がない段階から塗布していくことで、虫歯0の人生になる確率が高まります。
シーラント
虫歯になりやすい箇所の一つとして、歯の溝が挙げられます。シーラントは、その歯の溝をフッ素を配合した歯科用樹脂で埋めることで虫歯を防ぐ予防処置です。
お子さんが口をずっと開けられるようになりましたら、唾液を巻き込まずに材料がしっかりくっつくので、シーラント開始のタイミングです。
歯磨き指導
お子さんと親御さんに正しい歯磨きの仕方をレクチャーします。歯磨きはトレーニングのようなものです。最初に正しい型を身につけて、少しずつケアを続けていけばセルフケアの精度は高くなります。虫歯ゼロのためにも一緒に頑張りましょう。